1. HOME
  2. ブログ
  3. 🟢七五三詣、なぜ11月15日?

🟢七五三詣、なぜ11月15日?

農家が一段落した頃だから。
徳川将軍家で「袴着の儀」がおこなわれた日だから。
などが定説ですが
  
そもそもなぜ11月15日なのか
調べてみたら
 
日本人らしい、子どもの成長を願った
「ハレの日」にふさわしい選定日でした。
 
それは占いなどではなく
 
「1~12ヶ月サイクル1番目の月(子の月)であり、更に最初に満月を迎える日」
それが 11月15日でした🎈
 
年始まりの、月が満ちる日に人生儀礼を行う
それほど、重要な儀式と捉えていたようです
 
これは太陰太陽暦(旧暦)時代のお話しです。
 
現 在 で は 
明治5年に改暦(旧暦→新暦)となりましたが
11月15日が「七五三」の日として定着しました。
  
・・・詳しく・・・
 
①旧暦1~12の各月には
子(11月)丑(12月)寅(1月)卯(2月)辰(3月)、~亥(10月) 
の干支が割り振られてます
 
②旧暦決め方の一つに「11月に冬至が入る」というルールがあります。
いわば「11月が基準」となり干支の1番目「子(ねずみ)」が割り当てられます。
 
これが「1~12ヶ月サイクルの最初の月(子の月)」です
 
  
③月の動きを基準にしていた旧暦は
各月1日(朔日)が「新月(お月さまが全く出ていない日)」となり
各月15日が「満月」になってます。
 
令和6年、今年本来の七五三は12月15日に相当します。
 
暑さが長引いたせいか
今年は紅葉の色づきが微妙なようです🍁
旧暦だと今日はまだ9月16日です。